スコア

   

今年も冬がきました。
心も懐も寒くなる、そんな夏男・シュウトウです。

不動産業に携わっている方ならご存じと思いますが、業界には公益財団法人不動産流通推進センターという組織があり、宅建業に関わる種々の研修・講習や関連資格の試験や登録などを行っています。
その不動産流通推進センターで提供しているものの一つに、「不動産流通実務検定(通称:スコア)」という、宅建業の実務的な知識がどの程度備わっているかを試す検定があります。
毎年秋に実施され、今年で11回目でしたが、今年はじめて受けてみることにしました。

出題範囲は重説関連など宅建業のコア部分のみならず、相続や税務、建築や金融などにも及び、周辺知識までしっかり理解していることが求められます。
本来不動産流通の実務とはそういうもので、どの程度実務的な知識が身についているかを知るための検定なので当然ですね。

150分で100問の四択に答える形式。
考えるための時間が短いため、受験慣れは必要かもしれません。

しかも、この検定に過去問題集は存在しません。
はじめての場合は、ぶっつけでやるしかない。

これ自体が資格として機能するものではないのものの、実際は宅建士の受験問題の上位互換ともいえる検定です。
1000点満点で評価されますが、例年平均点は450点前後とかなり難しいということが分かります。
650点以上は、なんと2%しかいないそうです。

とはいえ、私は自信があります。
普段からそれなりに研鑽を積んでいる。
7割(700点)はできて当然、という気持ち。

そして結果は…

客観的には自慢しても良い結果かもしれません。
でも、「344点」分も分かっていない…。
もちろん、時間制限のあるなかパッパと答えていかなければならない試験と、現実の問題解決とはプロセスが根本的にが異なるわけですが、でも1問が一つのトラブル、という見方もできるわけで、それはやはり全問即正答できた方が絶対に良い。
しっかり理解できていないことがまだまだある、ということが良く分かりました。

問題自体は難しいが良問だと思いました。
来年もまた受けるつもりです。
少しでも理解が深まるよう、復習頑張ります!

 - 1F 第1営業部