<Bespoke Shoes ①> 採寸

      2017/07/26

こんにちは、シュウトウです。

新シリーズ<Bespoke Shoes>。
”Bespoke(ビスポーク)”とはオーダーメイドを意味する言葉で、オーダー靴を<Bespoke Shoes>と呼びます。

このシリーズは「シュウトウが靴のオーダーメイドをしてみたよ!」という体験記。
なんとも贅沢なことですが、自分にとって靴は価格以上の価値を生むもの、正当な投資対象だと考えているので、思い切って奮発しました。
本コラムで製作の過程などアップしていきたいと思います。

シリーズ最初の今回は、採寸をしてきた話。

日本で靴の聖地といえば、東京・浅草。
古くから多くの職人さんがここで学び、働き、独立して日本中に技術や文化を伝えていきます。
縁あって製作をお願いすることになった職人さんも、観光地として有名な「浅草寺」の裏手に工房を構えており、今回有給休暇を利用して採寸と打ち合わせのために浅草まで行ってきました。

採寸は足型を取るところから始まります。
作業のあいだ中、普段感じているフィッティングの問題や疑問、希望など、色々な話をしました。
まさに”Bespoke = Be spoke”という言葉の語源です。
もちろん色やデザインについても、細かなところまでイメージを共有してもらえたと思います。

採寸は基本的に立ち姿勢で行うのですが、足を全く動かさずじっとしているということは普段ないので、これが結構大変です。
計測する箇所は想像以上に多く、その詳細さにびっくりします。
片足15分ずつ、片足終わったころにはすでに足パンパンでしたが、「”ジェントルマンシップ”も結局は”我慢”。ならばその辛さをこそ楽しむべし!」ということで最後まで耐えました(笑)
実際なかなかできない経験なので、採寸中の写真を撮ることを忘れるくらい楽しかったです。

ちなみに、せっかくなのでたくさんの外国人観光客に混じって「浅草寺」をお参りし、おみくじを引いてきました。
「浅草寺」のおみくじは”凶”が2割も入っている、かなり辛めのおみくじとのことでしたが、これがなんと”大吉”!
良いことしか書いてなくて、かえって怖い…(苦笑)

靴の製作は順番待ちのため、しばらくはわくわくしながら待つことになりますが、今後も進捗の都度ご報告したいと思います。
おみくじのとおり、きっと”大吉”な靴になるはず。

乞うご期待です!

 - 1F 第1営業部