エンヤコラドッコイショ

   

エンヤコラドッコイショ。
深雪に埋もれた境界標。

探すのだって一苦労。
エンヤコラドッコイショ。

掘っても掘っても、出てこない。
エンヤコラドッコイショ。

エンヤコラドッコイショ。
境界はどこだ。

ふぅ!みなさんいい汗かいてますかー!
こんにちは、ウェルト第1営業部の長田です。

さて、境界標と言えば。
自分の土地の範囲を知るための目印になる例のアレです。

形は、杭を地面に打ち込んであるのをよく目にしますね。
他にはプレートや鋲の形をしたものもあります。

素材は、コンクリート製が多いでしょうか。
石でできたものから、金属製のものなどがあります。

呼び名は、コンクリート杭のものが多いことから、境界「石」と呼ぶのも一般的。

この石の「ある・なし」は、もはや私が説明するまでもなく、不動産取引にあたって非常に重要な事柄です。

ところで、みなさん。
この「石」、ご存じですか。

長田がとある公園を以前ジョギングしていた時に、隣接する神社の境内でたまたま見つけたものです。

仰々しい囲いとは裏腹にひっそりとした佇まい。

まとう雰囲気はまさにスピリチュアル?!
とめどないパワースポットの予感?!
溢れかえる、えーっと、えーっと・・・

そんなことは、いいや。

一体何だろう、これ。

おや、名前が書いてある。

『水準原標』

なんだそりゃ??

どれどれ、説明書きを読んでみるか。

『この基標は、東京湾平均中等潮位を基準としており、本市内の地盤高の原点となるものです。』

そ、そうですか。ほー。そうですか。(正直困惑)

いやいや。
わかったような、わかってないような気になってちゃいけない!
そう思って、後で調べましたよ。

そして調査の結果、どうやらこれは「地形や構造物などの"高さ"を測定する基準として設けられている標識」である、ということがわかりました!

なるほど。
世の中には、実に色々な「イシ」があるもんで。
平面を測る基準になるイシもあれば、垂直の高さを測る基準になるイシもある。

わざわざそこにあるのも、「理由があって」「それが必要だから」ってことですね。

ちなみに。

マラソンにも必ず持ってかなきゃいけない。
そんなイシがあります。

絶対完走してやるぞ。
そういう、強い「意志」ですね。

我ながら毎度まいど駄洒落たことばかり言ってて、いい加減にせんかという声がそろそろ聞こえてきそう(笑)

さて、取るに足らないつまらないことは、ほどほどにして、「クイ」を残さぬよう、仕事に「打ち込み」ます!

エンヤコラドッコイショ。
境界はどこだ。

それでは。

 - 1F 第1営業部