グリーン車から機会費用を考えてみる

      2019/05/13

こんにちは!八重樫です。

HPへの更新ペースは月イチではありませんが、執筆ペースは辛うじて月イチを保っています。

さて、先日生まれて初めて座ったのがこの座席。

いったい何でしょう?

 

そうです。グリーン席です。

冬の北海道(特に道央・道北)の移動は降雪によるアクシデントが多く、私はしばしば車ではなくJRで移動します。

この日はなんと普通席が満席になっており、仕方なくグリーン席を取りました。

東京に住んでいたときは趣味の旅行でまあまあ新幹線には乗っていたのですが、グリーン席は未体験。

今日はゴージャスな席に初めて乗って感じたことを書いてみます。

 

「機会費用」という用語を聞いたことはあるでしょうか?

ウィキペディアにはこう書いてあります。

(引用ここから)

機会費用(きかいひよう、英: opportunity cost)とは、時間の使用・消費の有益性・効率性にまつわる経済学上の概念であり、

複数ある選択肢の内、同一期間中に最大利益を生む選択肢とそれ以外の選択肢との利益の差のこと。

最大利益を生む選択肢以外を選択する場合、その本来あり得た利益差の分を取り損ねていることになるので、

その潜在的な損失分を他の選択肢を選ぶ上での費用(cost)と表現している。

(引用ここまで)

 

いかがでしょうか。

イマイチピンときませんかね。

では具体的な例で考えてみましょう。

 

私は、札幌市内での移動でも頻繁に高速道路を使って移動します。

一般道を走った場合、通行料は発生しませんが時間が15分余分にかかるとする。

札幌市内の高速道路通行料は一律410円です。

この場合、仮に高速道路を使わなかったとしたら、410円の出費は抑えられるが、15分の時間を失うことになるわけです。

これは損失になるのかそれとも利益になるか?

これが機会費用の概念に基づいた考え方です。

 

ちなみに、上記の答えは「人それぞれである」が正解。

単純計算で、15分あれば410円以上の価値を生み出すことができれば高速道路を走った方が良い。

そうでなければ一般道を走るのが良い。ということになります。

同じような理由で、私はちょっとした移動でも早いならばタクシーをバンバン使います。

 

さて、話変わって今回のグリーン車。

飛行機のビジネスクラスもそうなんですが、私はこっちはあまり使わないんですよね。

もちろん「機会費用」の考え方に基づいたうえです。

先の高速道路・タクシーとの違いは、「安い席でも高い席でもかかる所要時間は同じ」というところにあります。

高い席にしたらあっという間に目的地に着く、というのであれば躊躇なく取るんですけどね。

安い席との差というと、

「ゆったり座れて疲労感が少ない」

「周りの音が少なく作業に集中できる」

「良質なサービスを受けられる」

とかその辺りでしょうか。

もし、出張が増え、移動中の時間の使い方がさらに重要になってきたらわかりませんが、現状私にとっては払ったお金以上の利益は得られなそうです。

 

今回取り上げた「機会費用」の概念は、様々なシーンで応用ができます。

人生の中では「トレードオフ」の関係にあるものが非常に多い。

何かを得れば何かを失う。

何かをするということは、他の何かをしないということ。

そういった関係の選択肢から自分にとっての最大の利益を得るために、この概念は有用です。

是非みなさんも考えてみてください。

 

今日は最後に北海道民あるあるをご紹介して終わりに。

道民は電車のことを「汽車」もしくは「JR」と言います。

東京では普通に「電車」って言いますよね。

前者は比較的上の世代に見られる言い方。

ではなぜ後者の言い方があるかというと、北海道には私鉄がないからです。

東京はJRの他に京王線、小田急線、東急線、西武線など私鉄がたくさんありますよね。

だからあくまでJRは数ある鉄道会社のひとつを指すにすぎません。

(さらにいうとJRも山手線、中央線などに分かれているため、移動手段のことをJRと言う人はまずいないと思います)

それに対して北海道では「JR」というのは電車を使った移動手段の呼称となっているのです。

 

う~ん、勉強になりますね。

では今日はここまで。したっけ!

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