<Bespoke Shoes / Reboot⑥> 仮靴あわせ(2回目)

      2019/06/19

こんにちは!
フロントオフィスのシュウトウです。

久しぶりのこの話題。

昨年11月に仮靴のフィッティングをし、調整のうえ本番という予定でしたが、その後もう一度仮靴で調整を行うということになり、半年を経て、今回2回目のフィッティングをしてきました。

デザイン的にはトゥを5㎜ほど長くしてもらったのと、アイレット(靴ひもの穴)の並びをまっすぐからややフレアにしてもらいました。
仮靴のアイレットは仕様が本番とは違うため印象は変わるのですが、数が6つだとちょっと窮屈な気がしたので本番は5つに変更。

履き心地ですが、1回目の仮靴あわせのときに少し当たりを感じていた小指の部分などは修正されて、まったく違和感がなくなっていました。
仮靴とはいえ、自分用に誂えられた靴はピタッと足に吸い付くようです。
もちろん”きつい”という感じではないのですが、その後既成靴を履くとやけに”ゆるく”思えるほど心地よくフィットしてくれます。

職人さんとしては履き口の内側のたわみ(下写真)が気になるとのことでチェック。
また羽根の開きを少し大きくしたり、素材の特性なども考慮して数か所微調整を行うそうです。

さらに靴に切って内側を確認。
目の前でざっくりやられるともったいなくて本当に「え~っ!」って感じです。苦笑

そして、最後はこんなになっちゃいました…

出来上がりを延期しての2回目の仮靴あわせでしたが、デザイン、フィッティング両面において、再調整の機会があって本当に良かったです。
仮靴で得られる情報は重要で、やっぱり最終的により良いものを製作するうえではすごく大事な工程ですね。

そして、正直今では「オーダー靴は一足作ったくらいでは正解は分からない」と感じています。

フィッティングでは、今違和感はなかったとしても使用により変化していくものなので、あらかじめその変化の具合を想定しておく必要がありますが、初めてではまったく分からない。
職人さんは経験と知識に基づいて最大限調整はしてくれますが、それでも個人差が大きいことですから、一足目の相手では限界もあるでしょう。

デザインをとっても、自分の好みと本当に自分に合うかどうかは別のことで、「似合っている」というのも他人が判断することだったりしますよね。
高価なオーダーであるが故に「せっかくオーダーするから」ということで特別な選択をしがちになるのですが、客観的な視点をおざなりにしてしまうと、その「せっかくのオーダー」が裏目に出る可能性もあります。
これも何足か作るうちに基本的な要素が固まっていくものだと思います。

なので、今回の調整や変更は改めて職人さんのご意見を優先しました。
それが現時点での正解だと確信しています。

さあ、これからいよいよ本番となります。
今のところ、今年11月頃の完成予定。

待ち遠しいですが、待つしかないですね。笑

 - 1F 第1営業部