写真が地味ですみません。

   

とある休日。

んー、部屋の換気でもするか。

窓を開けて網戸も開けて。
足元に目をやると何やら葉っぱのようなものが見えました。

ゴミかな。なんだろう。
いや、何か違うな。
これ葉っぱじゃないな。
虫がとまってるんだな。

虫はどちらかというと好きではないですが、突然むやみに危害を加えるのも趣味ではありません。

ということで。
そっと移動してもらおう。

そう、思って近づいてみると。

これ。

あよー、たまがる。
人の住まいに突然増築ですか。困りますねー。

※撮影してませんけど、実はここには増築している当事者も現場におりまして。
※まさに、せっせと作業をしている真っ最中なご様子でした。

ただ、好き嫌いはともかくとしても。
これって、万が一ビックリさせちゃったりしたら、チクっと例のやつで刺されたりするんじゃないの?
危ない。危ない。駆除しよう。

何か使える道具がないかと探そうとした矢先、ふと悪魔が囁きが聞こえました。

『ばってん、ちょっと待て。』
『ここはあえて駆除せんで、完成までの過程ば写真に収めて、ばっちり記録ばすればコラムのネタにできるど。』
『よかアイディアじゃなかか。』

囁く悪魔がいると天使が続いて囁くのが世の常。悪魔をこう諫めます。

"周辺の住民の皆さんに迷惑がかかるようなことは、絶対ダメ。"
"もしヒトに迷惑をかけたりしたら取り返しがつかないよ。"
"蜂の巣の撤去の不作為だって、不法行為と認められたら、損害賠償とか命じられちゃうよ。"

『ばー、そら大変。』
『いらんことはせんどこ。』

…うんうん。
そうだそうだ。やめよう。
あきらめの早い悪魔でよかった。
天使が勝ってなによりでした。

結果、本件増築物は無事に撤去されましたとさ。

みなさんもご注意ください。
こんなときに悪魔の言いなりになったら最後。
批判・非難の集中砲火を全身に浴びて、蜂の巣になってしまいますよ。

本日も、お後がよろしいようで。
第1営業部、長田でした。

 - 1F 第1営業部