JAPAN BLUE
こちらは札幌です。
いまはラベンダーが花盛り。
紫陽花だってまだまだ見頃が続いてます。
紫陽花や 藪を小庭の 別座敷 ※松尾芭蕉
【意】別座敷から眺めると、藪をそのまま取り入れた小庭に紫陽花が咲いて、良い趣だ
窓から紫陽花が見える物件だったら、連日雲行きが怪しくても、ちょっと位雨が降っていたって、前向きになれそうな気がしますね。
前向きついでに、芭蕉に負けじと短歌なんか詠んでみちゃったりして。
紫陽花や 大の大人も ぎゃっとなり
裏でくつろぐ カタツムリかな
「わー、きれいだなー」って迂闊に近寄るとね。
いるんですよね。ご注意ください 笑
正直、私あまり得意でありません。
突然目の当たりにしようもんなら、染まったように顔が青くなります。
しかし、前向きはよくても調子に乗って下手な歌を詠むもんじゃあないですね…。
さて、みなさんこんにちは。
ウェルト第1営業部の長田です。
青く染まるといえば、そう、藍染です。
話しの流れは無理矢理です。ですが、だれが何と言おうと、藍染です。
以前コロナで中止になってしまった「とくしまマラソン」で、エントリーしていた参加予定者へご当地特産品の「藍染ハンカチ」が記念品として送られてきました。
で、長田もそれをもらった訳です。
徳島は藍の一大産地。そのハンカチの模様に一目で惹かれ日常使いのローテに組み込みました。
ですが、何か物足りない。もうひとつ何か欲しい。
せっかくならハンカチだけじゃなくてポケットチーフとかも同じ感じので組み合わせて使えば、よい感じじゃないの?との思いに至る。
そして、良さげな柄の藍染チーフありませんかって探すんですが、しっくりくるものがなかなかない。
夜な夜な探せど見つからず。
…。うーむ。
悩んでいてもないものはない。
じゃあ作ろう!
↓
どこで、作れる?染められる?
↓
北海道「伊達市」で出来るらしい!
↓
てことで、「だて歴史文化ミュージアム」へ予約してGO!
#藍染め体験施設
#天然藍
#絞り染め
#輪ゴムも使って
#ハンカチとか
#ポケットチーフとか
#染めてみちゃったぜ
#概ね狙い通りの柄になってくれてかなり嬉し
#白と青のコントラスト
藍染液にくぐらせ揉み込み、そこから取り出した時には、暗く非常に濃い緑の染め色をしていますが、そのまま空気に触れさせ、今度は水で余分な染料を流すと、目にも鮮やかなブルーへ様変わり。
"洗われる"と
"現れる"
==
紀元前3世紀ごろの中国の思想家・荀子の言葉に「青は藍より出でて藍より青し」というものがあります。
青色の染料は藍草からとるが、それはもとの草よりももっと青い。そこから、学問や努力により持って生まれた資質を越えることができることや、弟子が師よりも(子が親よりも)すぐれていることのたとえとされています。
私もそうですが、私の身近にいるある人がとても好きな言葉でもあります。
弊社の社是の一つ「研鑽」にも通ずる言葉ですね。
すっかり藍と青の魅力に染まりました。
また今度、違うもの・違う柄でもやってみたいです。
<おまけ>
●伊達ってどんなところ
#北海道伊達市
#北海道の南西部(札幌市と函館市の中間)
#工業都市の室蘭市と隣接
#温泉観光地の登別市・洞爺湖町とも隣接
#北西には山々(有珠山や昭和新山)
#南は太平洋につながる噴火湾(内浦湾)
#札幌から車で2~2時間半
#温暖で雪も少ない
#北の湘南
#と呼ばれているらしい
●伊達市の「藍」
#明治7年に北海道入植者が徳島県から移住
#藍の栽培を開始
#北海道一の藍生産地に成長
#温暖な気候が栽培に適し
#現在伊達市が道内唯一
#藍の生産地